起こってしまった相続問題を専門知識の無い物同士で解決するのはとても難しいことです。
- 相続トラブルを抱えている方
- これからモメ事が起こりそうな方
- モメ事が起こるかはわからないけど複雑な事情を抱えている方
まずは弁護士へ相談しましょう。
相続人同士の間に入って代理人として解決できるのは、弁護士だけです。
費用面から司法書士や税理士へ相談したとしても、諸手続きの代行は出来きますが、モメ事の解決はできません。
弁護士を活用すれば損をすることなく正当な遺産を受け取ることが出来ます。
相続問題で不安をお持ちの場合、先に相談しておくことでトラブルを未然に防ぐこともできます。
弁護士の介入であっという間に問題が解決することもある
よくあるモメ事は、相続人同士の勘違いや疑心暗鬼からくる不安によって、話し合いがスムーズにいかない事から起こるものです。
そんな時、弁護士が間に入れば話している内容を冷静に整理してくれます。
どんな話し合いでも横道にそれて根本的な問題を見逃してしまう時があります。
しかし、弁護士が間に入ることで、こんがらがった内容は、きちんと整理されます。
それは、法的根拠に基づいてきちんと判断し、それを説明することが弁護士にはできるからです。
また、第三者がその場にいるという状況が冷静さを保たせてくれます。
弁護士が間に入り、話を整理し、正しい判断と冷静な状況もたらすことだけで解決するモメ事は意外に多いものです。
損するリスクを回避できる
遺産相続は、法律が関わってくる問題ですよね。
遺産相続の専門的な知識を「知らない」ということは、「損」をする可能性がうまれてきます。
本来、もらえるはずの遺産がもらえなかったり、4分の1はもらえたものが、1割以下の現金のみで終わったりすることも、よくある話です。
このようなことは知らないからこそ起こる事です!
ケース1の場合 ※1遺留分の減殺請求を行使できる
遺留分の減殺請求とは!
遺言書で家族へは遺産相続させないと書かれていた場合でも、遺留分といって最低限の遺産を相続する事が出来ます。
しかし、遺留分の減殺請求ができるのは、権利者といって、特定の相続人に限られています。
権利者になる事ができるのは
- 配偶者
- 直系の1親等
この方のみです。
ケース2の場合 ※2特別受益を指摘することで、受け取れる金額が増える可能性がある
特別受益とは!
遺産を分割する場合に分割する資産を確認します。
その資産が、被相続人生存中に、すでに分配されているとみなされる事があります。
それは、被相続人が生前に、遺産となり得る財産の中から相続人の中の特定に人に対して、資産を遺贈していた場合です。
例1
例
長男は実家で同居。
次男が独立して家を建てる際、頭金の2000万円を父親が出していた場合
その頭金の2000万円は、特別受益とみなします。
特別受益があった場合、その分も相続遺産に加えて計算する事が出来ます。
弁護士は、相続人がもし気づいていなくても、上記のような不公平な遺産相続の分け方に気づき、正してくれます。
難しくややこしい面倒な手続きを自分でやる必要がなくなる
とにかく、やるべきことが沢山あるのが遺産相続です。
相続人が誰なのか?
これは、あまりご存知でない方が多いものです。
そのため、相続の話合いをするまでに、戸籍を調査して相続人に該当するのは誰なのか?を調べます。
相続人がわかれば、次は遺産がどのくらいあるのかを確認します。
その為には、銀行口座の開示請求をしたり、土地や不動産の評価額を調べる必要があります。
また、プラスとなる財産ばかりだとは限りません。
負債がたくさん確認される場合もあります。
負債の方がおおくなり、相続自体したくないと思う場合は、相続放棄の手続きをします。
ケース1のような場合では、遺留分の減殺請求をおこなう等、あまり慣れない手続をしなくてはいけないこともあります。
また、相続放棄や遺留分減殺請求は計算がややこしいだけでなく、期限が決まっているものもあります。
※2019年7月の民法改正によって遺留分減殺請求権は遺留分侵害額請求権という名称にへんこうになりました。
弁護士に依頼することで、面倒で難しい手続きを簡単に間違いなく処理してもらえます。
相続でのモメ事やモヤモヤは早めに解決!
遺産相続とは、お金が絡んでくるものですよね。
それも、身内同士で話合う事になります。
身内だから話はすんなり片付くというものではありません。
お金が絡む話となれば、いくら身内と言っても意見は食い違ってくるものなのです。
身内の問題は身内で片づけたいものですが、長引くことで更に問題が大きくなり、解決は遠い先となってしまいがちです。
不安や不信、小さな疑問であっても弁護士に相談しましょう。
話を聞いてもらうだけ解決へ向かう事もあります。
相談相手を間違えて問題を長引かせることの無いように注意してくださいね。
弁護士への相談は「得」することはあっても「損」することはない
相続とは、非日常的な難しい問題です。
いざ遺産相続が始まるという時に、法律を調べ、トラブル解決法を探し、手探りで頑張ったとしても解決は難しいものです。
不安は疑心暗鬼をうみますし、そんな状態で専門知識のない親族間で話し合いを続けても解決できずに問題は長引くばかりです。
弁護士に相談することで効率的に「損」もモメ事もなく解決できます。
すでにトラブルとなっている方また、今後もめそうな不安を持っておられる方。
まずは弁護士に相談してみるといいでしょう。
それが、最善の策です。
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