自己破産制度を活用しよう
自己破産の最大のメリットは借金が無くなることです。
これまで抱えていた以下のような悩みをもう抱えなくてよくなるのです。
- 悩まされていた借金の催促の電話などから解放される
- 終わりの見えなかった借金生活に終止符を打てる
- 借金の悩みから解放されて心がスッキリする
どうしても借金を抱えてしまうと、正常で冷静な判断というのが出来なくなります。
自分は大丈夫、本当にそうでしょうか?
その借金が膨らめば膨らむほど、自分に言い聞かせて平静を保とうとするものです。
多額の借金を引きずりながら再起するのはとても難しいことです。
自己破産なんてしたらもう立ち直れない!!
そのように思っていませんか?
その知識や詳細な手続き内容も知らずして避けるようですが、借金解決の一つの手段だということを知ってほしいところです。
そこで、自己破産手続きがどんなものか少し説明させていただきます。
簡単に言うと、生活して行くための最低限のものだけを残して、借金をチャラにできる制度です。
これは国で認められている制度です。
違法ではないのですから、やってはいけないものでも、避けるものでもありません。
ただし、自己破産しても一部免除されないものがあります。
- 税金等の滞納分
- 健康保険などの滞納分
- 水道
- 電気
- ガス代等の未納分
また、裁判などで確定している損害賠償や行政処分をうけた罰金なども免除されません。
養育費がある場合
自己破産したからと養育費の支払いを拒むケースがあるようですが拒むことはできません。
養育費はそもそも将来に向かって支払う費用ですから。
ちなみに過去の養育費の未払いについても負担すべき費用として免除はされません。
自己破産するかどうかは専門家の判断に委ねよう
- いつになっても終わりが見えない
- 借金を返せる見込みがない
- 自己破産をするべきか否か
このような悩みをお持ちになられたら、弁護士の相談を受けることをオススメします。
弁護士は借金解決のプロですから、どのような解決方法がベストなのかを個別に判断してくれます。
自分では「もう無理だ」と思っていても、意外と自己破産するまでもなく、任意整理などの解決が可能な場合も多くあります。
長いこと借り入れと返済を繰り返しているような場合、過払い金となっているケースもよくあるからです。
また、持ち家があるような場合も、自己破産で手放すことなく個人再生などで残すこともできる場合があります。
素人が下手に判断してしまうと、裁判所の破産・免責決定が下りなかったなど、面倒なことになることもあります。
まずは、専門家に相談した上で、アドバイスをもらってから判断してください。
また、自己破産手続きについて、わからないことや心配事がある場合には、思い切って弁護士に聞いてみてください。
なお、弁護士による無料相談もありますので、ぜひ利用してみてください。
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