生活を脅かす被害は警察へ
闇金融でお金を借りてしまった場合、なるべく早くに対応を相談すべきです。
借りてしまった相手が相手だけに、誰に相談したらいいのか悩む方も多いでしょう。
闇金融から嫌がらせ等を受けている場合
何かしらの嫌がらせや恐喝、暴力行為があれば、それは犯罪です。
この場合には、警察に相談して被害届を出すべきです。
また、平穏な日常生活が脅かされている場合も同様です。
警察では、その原因が何であれ、不法行為があれば、対応してくれます。
とにかく相談にいってみてください。
警察に相談している!!
それだけでも相手の行為が収まったり、それ以上過激なものとならないなどの効果も期待できます。
しかし、闇金融との金銭消費貸借契約は、警察の力だけでは取引を終えることは困難です。
警察も取引内容についてまでは、面倒をみてくれません。
つまり、直接交渉が必要となるので、交渉のサポートには専門家に相談することをお勧めです。
既に完済していると認めさせる!
相談相手となる専門家とは弁護士、司法書士のことです。
闇金融はその辺の業者とは違います。
普通の話なんてまともに受けてくれないのです。
立ち向かうには、法的な力が必要になります。
ただし、弁護士や司法書士なら誰でもいいというわけではありません。
闇金融の案件は、引き受けてくれる弁護士事務所が少ないのが実情でもあります。
受任してくれないケースもよくあります。
この手の交渉に実績や経験のある人に相談するのがよいでしょう。
身近な法律事務所等で、適任者を紹介してもらうというのも一つの方法です。
また、インターネットを通じて、宣伝している事務所も多くあります。
各弁護士会では、民事介入暴力被害者救済センターが設置され相談を受け付けています。
闇金の悪質な取り立てなど、暴力団が関わっている事件(民暴事件)を取り扱っており、担当弁護士を紹介してくれます。
多くの方が「闇金から借りてしまった」という恥や人目を気にして、なかなか相談に踏み切れずにいます。
手遅れになる前に相談すべきです。
知人や家族などに相談している方もいますが、その場合には注意が必要です。
相手は騙しのプロです。
素人が下手に首を突っ込むことは危険です。
弁護士でさえ、一人での対応はしません。
この手の組織と交渉する場合、弁護士同士で連携をとって対応したり、警察などの協力得て動きます。
周りの者まで被害にあう可能性があり、大変な迷惑をかけてしまうことになります。
知り合いに被害を受けている人や相談をされた場合
「助けたい、何とかしてあげたい」と思うのであれば、専門家への相談を進めていただくのが一番の手助けとなります。