出会い系サイトやマッチングアプリを利用していると、ラインや別のサイト、またはフリーメールへ誘導されたりします。
親しくしている人とサイトやアプリ内以外でやりとりできるなんて・・・
じぶんは気に入られた?特別なの?なんて思ってしまいますよね。
でも、異性と出会える、出会い系やSNS、アプリを利用する場合には十分注意がしなくてはなりません。
LINEやフリーメールへの誘導には危険がついて回ります。
誘導後のやりとりにも気をつけて、上手に使わなくてはいけません。
ここでは、誘導型の詐欺について紹介します。
これから「出会い系をやりたい、興味があるけどちょっと不安」と考えている人も参考にしてくださいね。
すでに騙されてしまった人も、すぐにお金を取り返せるように、対処について説明するので確認してください。
1. 相手からラインやフリーメールに移動しようと言われた!出会い系サイト・マッチングアプを利用した詐欺の手口
出会い系サイトやアプリには、利用者を騙してお金を払わせる目的で運営しているものがあります。
また、サイトやアプリ自体には問題がなくても、騙すことや収入を得るために利用する悪質な利用者が紛れ込んでいます。
何も知らずに利用してしまうと、上手に誘導されてしまうのです。
ここでは、誘導詐欺の典型的な誘導手口を紹介しますね。
<典型的な誘導詐欺の手口>
- やり取りをたいしてしていないのにフリーメールアドレスやLINEのIDなどを伝えてくる
- 他のサイトへうつるように誘ってくる
- 「紹介したい人がいる、すごい人がいる」とセミナーや講演会などに行こうと言ってくる
このようなメッセージのやりとりがあったら注意してください。
1-1 フリーメールアドレスやLINEのIDなどを伝えてきたら
女性からLINEを伝えてくる、メールアドレスを伝えてくる、ということはそう滅多にありません。
あるとしたら、相当なやりとりをして、信頼関係ができてからですよ。
男性としては、直接やりとりできるなんて嬉しいかもしれませんが、すぐにくいついてはいけません。
女性からこのような誘いは、だいたいがお金目当てです。
特に、やりとりをはじめてすぐにLINEやフリーメールへ誘われたら、100%詐欺だと思ってください。
1-2 他のサイトへうつるようにさそってきたら
理由なんて関係なく、別サイトへの誘いは100%詐欺です。
そもそも、今いるサイト内でやりとりができているのに、わざわざ他のサイトにうつる必要がありませんよね。
この誘いにはのってはいけません。
「紹介したい人がいる、すごい人がいる」とセミナーや講演会などに行こうと言ってきたら
相手の知り合いや何かのセミナーにやたらと誘ってくるケースもあります。
これはネットワークビジネスや宗教などへの勧誘です。
無理やり加入させられるようなことはありませんが、自分の意思とは関係なく誘導される危険がありますので気をつけてください。
心理学を利用して、断ることができない環境へ連れて行かれて、お金を払わされる被害がたくさん出ています。
1-3 詐欺以外じゃない!キャッシュバッカーにも気を付ける
出会い系のアプリでは、女性はポイントを貯めることができます。
そこで貯めたポイントを、現金や景品と交換できる、という仕組みです。
うまく利用すれば、女性はお小遣い稼ぎができてしまうのです。
出会う目的ではなく、お金を稼ぐためにアプリを利用してやりとりをしているため、本気になればなるほど馬鹿をみてしまいます。
ただただもてあそばれて終わることになってしまうので、注意してください。
2. 出会い系詐欺でお金をとられてしまったら!取り返すための方法
相手からお金を取り戻したいなら、相手に詐欺に気づいたことを知られてはいけません。
「返金してくれ」、「弁護士や警察に相談する」このようなことは絶対に言わないでください。
返金したいなら、騙されたふりをし続けることがポイントです。
相手に気づかれないうちに、返金に向けた準備をすすめていきます。
まず、必要なものとしては、支払いの証拠です。
- 銀行の明細
- 決済確認メール
- コンビニでの決済番号の控え
- カード会社の利用照会
次に、被害にあったことがわかる証拠も必要です。
- サイトやアプリに登録した日がわかるもの
- 相手とのやり取り(サイト内でのメールやサイト外でのメールやライン)
- 相手のサイトやアプリ内でのプロフィール
- 相手から誘導された際のラインIDやサイト名、サイトURL、サイト運営会社
- 自分のサイトやアプリIDなどの登録情報
このような情報は画像でもOKです。
とにかくどんな情報でも良いので関係のありそうなものは証拠として集めておきましょう。
そしてすぐに相談してください。
2-1 被害が高額なら弁護士へ!少額なら国民生活センターへ相談
被害が少ない場合、弁護士へ相談すると、さらにお金を支払うことになります。
もしも、回収することができなかったときは、弁護士料金が追加でかかってしまいますね。
例えば、被害額が5万円以下の場合では、弁護士に相談するよりも、国民生活センターに相談することをおすすめします。
国民生活センターは捜査をしたり、強制力はありませんが、回収するためのアドバイスをくれたり、直接相手へ電話をしてお金を返すように説得してくれたりします。
開きなおっている相手には、通用しない可能性はありますが、利用してみるのも一つの手だと思います。
2-2 専門家に依頼するなら!着手金の完全成果報酬型で費用負担をおさえる
被害額が大きい方は、悪質な出会い系に強い弁護士に相談するのが一番です。
高額なお金を騙す相手は、詐欺のプロです。
そのような相手に対して、素人は太刀打ちできません。
そもそも、相手を特定することもできないと思います。
出会い系詐欺のハウハウをもった弁護士に相談してください。
出会い系詐欺を専門にしていない弁護士や司法書士に相談しても意味がありません。
相談者から聞いた相手住所に内容証明を出すくらいしかやってくれません。
それで返事がなければ、それでおしまいです。
何もしないで相手からの返答を待つだけですから、逃げられてしまいますし、取り返せるわけがないですよね。
詐欺被害は時間との勝負なので、ノウハウのある弁護士に相談することをおすすめします。
費用についても、着手金不要の完全成果報酬型の弁護士を選ぶといいですよ。
電話、メール、ZOOM、ラインなど無料相談を受け付けてい弁護士も多くいます。
無料相談を利用して依頼する前に費用の相談をしてから正式に依頼することもできます。
専門家に依頼する場合には、費用倒れにならないよう弁護士選びをしてください。
3. 出会い系の上手な使い方〜2つのメリットと楽しく利用するポイント
出会い系サイトや出会いアプリ(マッチングアプリ)を使う際には注意も必要ですが、上手に使えば、楽しいこともたくさんあります。
一番は異性と出会えることですよね。
相手も出会いを求めて利用しているので、簡単に出会うことができます。
年齢層も幅広く、自分の生活圏外の人とも出会えることも一つのメリットです。
サクラやキャッシュバッカーの存在だけに気をつければ、ステキな出会いをもたらしてくれるツールだと思います。
そんな出会い系ツールを楽しく思うような出会いを果たすには、出会い系を利用する際の3つのコツが必要です。
3-1 無料の出会い系サイトやアプリは利用しない
無料の出会い系サイトやアプリには、悪質なものがたくさんあります。
有料のものを利用した方が格段に詐欺のリスクは低くなりますよ。
また、有料のものでも、ネット検索して、人気や信頼度を調査してください。
なるべく評価の高いもの、利用者人数が多いものを選ぶといいでしょう。
3-2 相手が何を求めているのかを見極める
やれるなら誰でも良いとか、てっとり早くセックスできる相手をさがしていると、トラブルに巻き込まれる可能性がたかくなります。
自分が求めている人と仲良くなるどころか、サクラやキャッシュバッカーにいいように使われてしまいますよ。
出会い系サイトやアプリには、いろんな機能があるんです。
プロフィール検査や掲示板、コミュニティ機能など。
プロフィールを見るだけでも相手を知ることができます。
例えば、希望のタイプに年齢20代?50代などと書かれていたり、既婚でも独身でも交際中でもOKと記載されているような人もいます。
このような誰でもOKなプロフィールを記載している人は、要注意です。
サクラの可能性が高いですし、そもそも真面目に出会いを探している人とは到底思えません。
機能を使えば、いろいろな方法で異性を探すことができるので、使いこなして相手をしぼってくださいね。
今はサクラサイトでのトラブルは、出会いを求めてくるだけではありません。
- 出会い型
- 同情型
- 利益誘導型
- 個人情報閲覧料
- 文字化け解除手数料
などなど、非常に手がこんでいますし、日々新しい手口が生まれています。
もしも、自分がどのような手口にはまっているのか、わからなければ下記を参照してみてください。
3-3 焦らず関係性を築く
出会ってすぐに会いたいとか、自分のことは対して話さず、相手に質問ばかりするような対応だと、相手が不信な気持ちになってしまいます。
相手を気遣ったり、誠実さを見せてあげましょう。
互いに関係性を築くことで、本当に出会うことが可能になります。
もし、詐欺にあったかも?と思ったら無料で相談できる専門家に相談してみましょう。